カサモササズニ

「カサモササズニ」(2018/1/24/厚紙、ジェッソ、アクリル絵具)

小雨降る中、傘もささずに歩いていると、後ろから朱い屋根の家が、虹色の足をノシノシいわせながら歩いてきた。ぽかんとしてると、「ぎ~!」と窓が開いて、中から栗毛色のかわいい感じのジョシが僕を見下ろしていた。ジョシはずぶ濡れでいる僕を見て憐れに思い、梯子を降ろして言った。「なにしてんの?早く乗って!」僕はわけもわからないまま、梯子をつかんだ。梯子を昇るとき、今まで気づかなかったけど、雨に濡れる草のにおいがした。

 

さっき描いた絵に話をのっけるとしたらこんな感じかなあ・・・(笑)しかしこう言っちゃあなんだけど、なんでこういう絵ができあがるのか、自分でもさっぱり不明・・・???

脱力系絵画はなにか描こう!という積極的な気持ちは一切持たず、極力何も考えないことがコツである。なんというか、描こうとするのではなく、ジェッソを塗った下地をじーっと見ていると、そのうち何か描いてあるように見えるので、それにちょっと線や色をつければいいみたいだ。今のところ小さい絵だとスムーズにいくが、大きい絵だと何か描かなきゃという積極性が前面に出てしまい、それが創作の邪魔をしてうまくいかない。でも、まあ、そのうち大きい絵も描けるようになるだろう・・・根拠ないけど。

今日夕方、美術室でこの絵を描き上げた時、屋外から、きゃあきゃあ言う声がしたので何だろうと思って窓の外を見ると吹雪だった。絵を描き始めた時は、まだ青空だったので、まるで浦島太郎になったような気分だった。

今年初めて降る雪は、いつもと変わらず、つめたくてうつくしかった。雪はいつでも僕の気分を高揚させる。

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