スキンヘッド

 

20分×6ポーズ120分・・・。東京からスキンヘッドのパフォーマーの女性が来るというので、フクさんのデッサン会に参加したのだが、実に久ぶりである。120分という時間は正直、物足りないとも言えるが、別の見方をすれば120分で完結させるプロセスが、これまでイメージしにくかったのである。

久しぶりにやってみると、これはこれで非常に楽しく有意義な時間であった。思うに自分の場合、デッサンは「呼吸」が大切で、気構えを捨て、ゆるく構えた方が良いようだ。何が何でも描き切ろうとして構えると、無駄な力みが入ってしまう。短時間で描く場合は特に、描写でやりきれない分、ニュアンスで捉えるような構えが大切だ。スケッチをするように、描いてないけれど描いてあるように見えるように描く感じで・・・。このデッサンの場合、腰の描き込みがやや足りず弱いが、必要とあらば、後で加筆して補える範囲内におさえることができた。

女性モデルは、がっちりした肉感的な体躯に、キレのある眼ざしが印象的だった。スキンヘッドはどこか中性的で、尖った顎の横顔は冷たい空気をたたえていた。眼の奥に、僕には計り知れない世界があるように感じられた。

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