給食の絵

ここ最近、勤務先の特別支援学校で描いたイラストを紹介しよう。このシリーズは2017年4月から2018年3月までの一年間、毎日、一日も欠かさずホワイトボードに描き続けた給食の絵の一部である。

僕の配属された学級は、最も障害の重いクラスだったが、そんな障害の重いお子さんたちに、少しでも「食」に対する意欲や関心をもってもらえるように、ある日、担任の先生からホワイトボードに給食の絵を描くよう依頼されたのだ。僕は隙あらば絵を描きたい人なので、こんな願ってもない依頼には、ふたつ返事で引き受けてしまう。この類の仕事は、もはや仕事なのか趣味なのか、判別が難しいところだ。(笑)

はじめは、その日出る給食のメニューだけを黒色のマーカーを使って線のみで描いていたが、後半になると、さらに赤、青、オレンジ、緑のマーカーで着色し、フルカラーで描くようになった。

日々是精進・・・。デッサンを極めんとする者は、いつ、いかなる時も一筆入魂の精神を忘れてはいけない。たとえそれが小さなイラストだったとしても。毎日休まず描き続けていく中で、僕は、ホワイトボードマーカーのポテンシャルを最大限に引き出す手法について研究を重ねた。例えばマーカーの色が乾く前に他の色を加えれば画面上で混色することができるし、描いた面にクリーナーのフェルトでタッピングすれば質感のあるタッチをつけることができる。さらにマーカーを走らせるストロークの速度を変えることで色調に濃淡をつけることも可能だ。

さらに、給食の絵だけでなく、おまけにメニューに関連したイラストを加えることで、さらに充実した内容となった。例えばハヤシライスが出る日に林修先生の「今でしょ!」を描いたり、わかめごはんが出る日には、ワカメちゃんを描いたりといった具合に。

ホワイトボードに楽しく給食の絵を描いていると、よく背後から刺さるような熱い視線を感じることがある。障害の重い子どもたちも、みんな僕が絵を描く様子に興味をもって見てくれる。三つ隣の教室の子どもたちも、毎朝絵を見に寄ってから自分の教室に行く。

(ふふふ、いいぞぉ~!見てるね、見てるね~!みんな元気にモリモリ食べるんだぞ~!)

 

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給食の絵” に対して1件のコメントがあります。

  1. 荒川佳子 より:

    wwwwwwwwwww 生徒さんより同僚の先生方に 受けてるんじゃないでしょうか wwwwwww 学校に 毎日変わる 面白いイラストがあったら 楽しくってしょうがないよ wwwwwww 森先生すごいo(^o^)o

    1. Masaki Mori より:

      いつもコメントありがとうございます。
      そうですね、確かに職員うけもよかったと思います(笑)ただ自分発信なので、ネタが昭和的な感じになりがちでした。
      今はクラス編成が変わり、給食の絵は描いてませんが、隙あらばいつでも復活させてやろうとチャンスを狙っています。
      特別支援学校の仕事は、毎日本当に楽しいです。

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