キュンとくるカタチ

今日は、僕の「宝物コレクション」の中から、とびきりピュアでキャッチ―なやつらを紹介しよう。これらは学校行事のイベントで販売していた小学生の陶製作品で、一個なんと50円というお値打ちな価格(!)。こういうピュアなセンスの作品が視界にちらりと入るだけで、僕はキュンとなってしまう。超感度の良い僕のアートセンサーがビンビンに反応してしまう。なんてかわいいセンスなんだ!ひとつひとつ、紹介しちゃおう(^^♪

はい、まずこれ。赤と白のツートンの大小のキューブを接合させたフォルム。単純きわまりないフォルムだが、単純すぎるが故になにか強いものを感じる。上面と横に横長の窓がついている。多分これは、貯金箱なのだろう・・・。でもこれ、お金が貯まっても、陶器が頑強すぎて、そう簡単には割れないだろう。・・・ってことは、小銭のタイムカプセル(?)半永久的に??・・・ユニークすぎる!(*’▽’)

この作品は、横から見た「景色」が美しい。釉薬が雑に粗く塗られているので、素焼きの下地がかすれて見える。ムラのある彩色が逆に味わい深い濃淡やにじみを生み出していて、まるで抽象表現主義の巨匠マーク・ロスコのカラーフィールドペインティングのようだ。

次! 出ましたぁ~・・・♨このフォルムたまらんです。赤と白のこのフォルム。なんかこう・・・円空仏にも通じる神聖なるものを思わせるような(!)と思わず手に取った次の瞬間!

・・・はきゅん!これ、胴体に「ケチャップ」って彫ってあるやんけ!(*’▽’) 多分、これを作った子は先生に「好きなものを作っていいよ!」って言われたんだろう。それで「あ、僕ケチャップが好き!」って思って、すぐに作ってしまうこの子の素直さ。ああ、たしかにケチャップって美味しいよねえ・・・とケチャップの味を想像していると、別のコーナーに・・・

まるで僕の気持ちを察してくれたのか、このような作品が。これはもう、説明はいらないでしょう。食べたい!という、ど直球な思いがそのまま具現化されている。しかもさっきケチャップにやられたばかりだから、これはもう自動的に購入の流れだ。それにしても、この子の技術力に対しこの写実性はすごい。こういう作品と出会うと、リアリズムって何だろう?と、はっとさせられる。リアリズムという点で、次の作品は、もっとすごい。

がびーん!やられたー!!これ作っちゃう自由さ。しかもこの写実力。想像してみるに、これを作った子は活発な男の子なのだろう。男子であるが故に・・・自分もそうだったが、世の中のすべての男の子というものは、ある時期、必ず粘土を見たらウ〇コを作るようにできているのだ。だからこの子も、はじめ紐づくりのやりかたでウ〇コを作っていたのだろう。そしたら先生がきて、「もっと別のものを作りなさい」と叱られたのではないだろうか?それでウ〇コを作れなくなってしまったその子はやむなくそれを収める器を作り出したのだろう・・・もちろんこれは、僕の勝手な憶測にすぎないが。

この作品のように本来、モチーフに扱われることがないような卑近なものを対象に表現する自由さ。トイレってあまりきれいなものじゃないからモチーフにはならないと思って決めつけていると、子どもはこんな角度から造形してくる。この衝撃的な自由さは、ポップアートの巨匠クレス・オルデンバーグのソフトスカルプチュアにも匹敵する(笑)

子どもの感性って素晴らしい。デッサンかじって絵が上手になるのはまことに結構なことだが、こういう素直な感性は、いつまでも失わないようにしたいものだ。

追伸:僕の宝物コレクションに興味をもってくれる方はこちら

 

 

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