予定調和?

円環構造のこの作品は、長久手文化の家で開催される「ながくてアートフェスティバル2018」に向けて制作中の作品である。(題名は未定で現在、考案中。)

この作品は、完成すると高さ2m50cm以上になり、僕の展示空間の核となるだろう。

黄色い部分は完成したらブチ抜いてトンネルになる予定。厚さ3ミリの薄い段ボールをひたすら積み上げていくストイックすぎる手法なのだが、こうやってマテリアルを眺めてみると、禁欲的な中にも、これはこれで味が出ていると思う。トンネルの入り口の部分はパウルクレーの絵画のようで、ちょっと可愛い(笑)

全体のフォルムに狂いが生じないように、模造紙2枚をつなぎあわせ、即席で原寸大の図面を作成し、高さ3mm刻みで円の直径の数値を拾い出していく。大変すぎて意識がとんでしまいそうだ(笑)

えらいこっちゃあ・・・( ゚Д゚)

我ながらまた無謀なことに着手してしまったものだ。でも、これはこれで愉しくてまた良し。

こういう仕事をするときは、先を見過ぎず、今できること、一歩先の仕事に集中し、休まず続けること・・・これはモモミヒャエル・エンデ作)に出てくる掃除夫のおじいさんに学ぶ教訓だ。

ところで僕は2017年の初冬にこんな陶製作品を作っている。工房に誘われ「自由に何を作ってもよい」と言われてこのカタチを衝動的に造ったのだ。・・・このカタチ!(笑)今やっているこの苦行の予言か!?(笑)するとこの創作は予定調和・・・?おそらくこのカタチは、僕の内発性に直結した潜在的なフォルムなのだろう。ドローイングの蓄積によって、自己の源泉から何かを掘り起こしたような気がする。

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