素描展

素描展のお知らせです。

今期より僕も出展させていただけることになり、大変光栄に思っています。

本ブログでも紹介した「月の使者」「choker」の2点を出品させていただきます。

お時間ある方は、ぜひご高覧ください。

素描展HP  http://sobyo-ten.com/

galleryID(Twitter)  https://twitter.com/GALLERY__ID

素描展(Twitter) https://twitter.com/dessin_mania

素描展との出会い・・・。

名古屋には、数多くのデッサン会があるが、それらは初心者を対象とした、趣味的な会がほとんどで、いつも物足らない思いがしていた。これから先、向上を望むのであれば、さらにストイックに素描を追求している会はないものか。そういう仲間たちと切磋琢磨したい・・・。心から沸き起こる渇望があった。

そんなある日。近隣でサイクリングを楽しんでいると、自宅から自転車で30分ほどいった街道沿いにギャラリーを発見した。ギャラリーの名は、Gallery ID。田園風景がちらほら見える長閑な街道沿いにギャラリーがあること自体、意外に感じつつも入ってみると、そこには驚嘆すべきクオリティのデッサンが並んでいるではないか(!)それらのデッサンは、どこかスペインリアリズムにも共通する、濃密なまなざしと、洗練された技術やモチーフへのこだわりが感じられ、僕を圧倒した。どのデッサンも息を呑む力作であったが、中でも抜きんでる作品があった。サルの頭骨と思われるモチーフを描いた静物デッサンは、このギャラリーのオーナーの井村和寛氏の作品だった。それは、パネルにジェッソ地を施し、鏡面のように研磨した画面に木炭を擦り込んで描く手法によって描かれており、技術的な確かさはもちろん、作品に通底するリアリズムへの、あくなき追及が感じられた。

さらに、プロフィールを見ると素描展の作者たちはみな自分よりも一回りも二回りも若い人たちではないか!これはヤバい!・・・と悪い汗がだくだくと出てきて、ビビッてしまった。前述の切磋琢磨の願望も、ここまでハイレベルだと、おいそれとは難しいかも、と思って撤退したのだった。

それから時々、ギャラリーの前を通る度に気になって様子を見るが、ギャラリーは不定期で時々しかオープンしないようだ。ギャラリースペースに描きかけのデッサンがかけてある日もあれば、黒い大きなハーレーダビッドソンが修理されている日もあった。このギャラリーのオーナーはどんな人物なのかと思いながら・・・。

しかし、しばらくして僕は、日々の忙しさの中で素描展のことは忘れてしまった。

 

それから2年が過ぎ、今年の2月のことである。画材屋で素描展のDMを見つけ愛知芸術文化センターのスペースXに行くと、会場の片隅に参加申し込み用紙があるのを発見した。Gallery IDの最初のインパクトから時が過ぎ、僕のデッサン力もいくらかは向上したように思う。ダメもとで申込用紙を提出し、会場に名刺を残していくと、数日後、嬉しいことに連絡があり、参加できることになった。

これから先、素描展に向けて若い学生たちと切磋琢磨しながらデッサンを描き続けていける!・・・こんな嬉しいことはない。(僕は幸せ者だ。)

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